【海外の反応】葬送のフリーレン 第25話感想 1000年前の回想から現代へと戻るシーンがイイネ!
TVアニメ「葬送のフリーレン」第25話に対する海外の反応を見ていきましょう。今回の見所はゼーリエのツンデレ、ゼーリエとフリーレンの目指す先、フェルンの脅威は魔王級です。
第二次試験の合格条件であるダンジョン最深部に行くには、フリーレンの複製体を倒さねばならなかった。
複製体を前にしたデンケンやラヴィーネたちと合流したフリーレンとフェルンは、魔法使いたちそれぞれが持つ情報や知識で、複製体打倒の作戦を立てる。
その中でフリーレンの脳裏に浮かぶ記憶とは…。
アニメ第25話 redditユーザーの感想
高評価コメントから主に紹介していきます。
ゼーリエにとってフランメは大切な存在だった
「気まぐれに育てた弟子に過ぎない」と繰り返すことで、フランメの死を気にしていないと自分に言い聞かせているようだった。
ヒンメルの死を経験したフリーレンと同じだね。
小さなフランメの幻と手を繋いでいたシーンを見ると大切な存在だったんじゃないかな。
寿命が永遠にあるエルフにとって、人間に対する感情移入は0に近いのでは。
彼らは愛情が弱いのではなく認識するまで時間がかかるのだと思う。フリーレンも勇者パーティでの思い出が深く刻まれるまで何十年もかかったし。
そしてゼーリエの回想でも子供フランメのシーンでは明らかに悲しみの感情描写がなされていた。
人間の寿命は短いからエルフからすればペットのような感覚かもね。でもペットが死ぬと泣く人は大勢いる。
私だけかもしれないけど、「フランメのお気に入り魔法が花だ」と振り返るシーンはまるで亡くなった子供を思い出す母親のようだった。
うん、彼女は明らかに悲しんでる。気まぐれに育てた弟子と言いつつも子供の頃の夢をいまだに覚えていたりゼーリエはツンデレです。
「彼女は気まぐれで育てたに過ぎない」
アンタなんて大事でもなんでもないんだからね!のエルフバージョンですか?
あのシーンは漫画よりも数倍良くなりゼーリエとフランメの関係が漫画版より濃密に感じられる。
漫画での2コマは子供フランメがどんな姿だったか思い出すことすらできないがアニメ版での演出によって心に深く刻み込まれた。
AAAA級のクオリティ。
立ち止まったゼーリエは瞼が一瞬震えていなかった?
とても良いシーンだったけど良すぎるあまりこちらも精神的ダメージを受けてしまった。
今回のエピソードは戦闘アニメーションだけでなく師匠と弟子の関係描写も最高に良かった。
このアニメは全体的に9/10評価が多いけど今回は10点中10点満点の最高の仕上がり。
デンケンの言う通り
誰か 「全員で協力しましょう」
デンケン 「最初からそう言ってる」💢
デンケンはこの世界で最も現実主義な魔術師。
現実が見えていたのはデンケンだけだった。
そして一人で入った男はいまとても後悔している。誰かと協力すればここまで来れたかもしれないのに。
あのソロ男は『俺だけレベルアップな件』をしていたんだよ。
もしフリーレンの致命的な隙が暴かれなかったとしてもデンケンが拳で決着つけてくれるさ。
Denkenはドイツ語で「考える/思考する」という意味があることをフリーレンやフェルンも知っておくべきだ。
とはいえラヴィーネとカンネがリヒターに協力したがらない気持ちも分かる。最初の試験で殺されかけたのに謝罪もないから。
フリーレンPTは自分たちだけでダンジョン踏破出来る自信があったんじゃない?
彼女はダンジョン内のマップをすべて埋めたがるから一緒に行動するのは無理だろうね。それにフリーレンの真の弱点である『ミミック』を知られるわけにはいかない。
勇者一行はダンジョン踏破数の世界記録を保持しており現在もそうらしい。つまり彼女もダンジョン攻略のコツを持っているのだと思う。
ダンジョン攻略数: 99
ミミックに負けた数: 99
↑次こそ魔法書がでるから!
ラヴィーネとカンネはフリーレンたちと協力したかったけど、2人がさっさと入ってしまった。
ラヴィーネたちは一緒に行ってもいいか尋ねることに躊躇していたのかも。それにフリーレンたちは同行者を求めている気配もなかったし。
全員協力の提案者がフリーレンだったなら多くは従っていたかもしれない。
誰からも愛されるシュタルクやカリスマ的なヒンメルだったら全員が一丸となって行動していただろう。
そういえばヴィアベルやユーベルたちも来るかと思ったけどいなかった。道に迷ったかな(笑)
「ワシは初めからそのつもりだったが…」
デンケンの優しい言い方が好き。
伝説の魔術師: ミミックに喰われる
現実主義な魔術師: 殴り合いじゃああ!
ゼーリエがフリーレンに不満を持つ理由
ゼーリエがフリーレンに対して不満を持っている理由が何となくわかった。
ゼーリエは強力な魔法で支配することを望んでいたのに対してフリーレンは日常生活の魔法しか求めないから。
もしヒンメルが来なかったら彼女は今も人里離れた森の中に住んでいた。
そう。
ゼーリエはドラゴンボールの世界のように強くなりたい向上心を持っているが、フリーレンは魔法を趣味のように捉えている。
フリーレンの立ち位置はサイタマがこの世界にいると考えてもいい。
「私は趣味でヒーローをやっているものだ。」
つまりフリーレンとゼーリエは、サイタマとベジータがいるようなものか。
どちらかというとゼーリエはブロリーかと。
ゼーリエは魔法の希少価値や自分の地位を誇示したいので、人類たちが魔王から怯えている状況こそ好ましかった。
今回と20話からエルフたちの考え方の違いがよくわかった。
ゼーリエはエリートのみ魔法を使えばいいと考えているのに対して、フリーレンは誰でも簡単に魔法を使えるほうが好ましいと考えている。
回想シーンが入ったらそれ死亡フラグだから
回想が入ったらそれ死亡フラグ。
キルショットが放たれる直前に回想シーンが入ったので(これは次回に持ち越しだな…)と思ったが、どんな魔術師が現れるか楽しみにしているフリーレンの発言から現代のフェルンへと戻る流れは最高によかった!
エルフに追いつく人間の可能性だけでなく、師匠と弟子の関係もなぞられてるね。
最後、フェルンが本物に向かって魔法を発射するように思えて怖かった。
↑漫画では彼女たちの側面からゾルトラークを撃っていたよ。
アニメではそれが変更され本物フリーレンの後ろに隠れるように配置。魔法発射から即座にフリーレンが察知して横に移動するというクールな描写だった。
新しい呪文が見られるとワクワクしていたのに結局は基礎魔法しか使えない弟子になっちゃったな。
↑忘れがちだけどフェルンはまだ若いから。将来的に高度な魔法を使いこなす魔術師になると思うよ。
しかし躊躇せず師匠を撃つの野蛮すぎない?
毎朝フリーレンを起こしていることに嫌気がさして今回のことを思いついた。
壁に立たせた不意打ちシーン、フリーレンはどう思っていたんだろう。
恐怖?驚き?怒り?感動?
↑フェルンに感動。フリーレンはすべての魔術師が成長することを望んでいる。
フェルンの脅威は魔王級
「お前を倒すものがいるとすれば、それは魔王か、人間の魔法使いだ。」
フェルンは魔王レベルの脅威ということか。
実際にやったら10:0でフリーレンが勝つだろうけどね。タイマンの最中に横槍入れたようなものだから。
他のプレイヤーと対戦中に突如現れたモンスターにトドメさされたの思い出した。
↑ダークソウルでよくある。
MMOやってると起こりがちな体験だよね。PvPデュエルは本来死なないはずだけど、モンスターからラストアタックされてデスペナを受けてしまった。
FPSゲームなら横槍が当たり前だったりする。誰かと戦っている時、別の角度から狙われている。
フェルンは現段階でそんなに優秀ではないが最終的にはフランメみたいな魔術師になると思ってる。
どうだろうね。
強さの面で見れば成長すると思うがフランメ級の功績を残せるかというと難しい。
フリーレンのこれまでの功績まとめ
・最も多くの魔族を倒した
・最も多くのダンジョンを制覇した
・最もミミックに喰われた
・最も多くの睡眠時間を必要とする
・ヒンメルからの愛に気付くまで最も多くの時間を要した
↑弟子の最後の望みを叶えるまで1000年かかったゼーリエに比べれば、ヒンメルの思いにたった80年で気付いたフリーレンは頑張ってるよね?
↑エルフの時間軸で考えれば早い方なのかもしれない。
「魔王時代にほとんどのダンジョンが攻略された」と歴史的扱いになっているが、それはヒンメルがただ楽しんだ結果だというのが面白い。
【追加】
・ゾルトラーク解析によって人類に大きく貢献した
・絶対に破られないと思われていた結界を打ち砕いた
フリーレンはまさにゲーマーだ。
プレイするからにはすべての実績を解除しないとね。