【海外の反応】負けヒロインが多すぎる 第4話『負けヒロインを覗く時、負けヒロインもまたあなたを覗いているのだ』感想まとめ
TVアニメ「負けヒロインが多すぎる!」第4話に対する海外の反応・感想を翻訳しました。小鞠にリスペクトする一方でまたもや檸檬に夢中になってしまう海外ニキ。
📌話題に上がったトピック
『憂鬱だけど素晴らしいエピソード』
『誰かのためにクワガタを探してくれる女の子いいよね』
『神様、今日だけわがままを言わせてください』
『八奈見杏菜、あんたは宝物だ』
『小鞠すげーわ』
玉木に告白し、その場から走り去る小鞠。
さらに玉木と古都の関係も拗れ、古都はひとり荷物をまとめてキャンプ場を出て行ってしまう。
不穏な空気に現実逃避をしかける温水だったが、八奈見、檸檬と共にそれぞれの気持ちに寄り添う。
怒涛の合宿が終わり、いつものように非常階段に向かう温水は、自分と八奈見が付き合っているという噂を耳にしてしまい…。
アニメ第4話 redditユーザーの感想
高評価コメントから主に紹介していきます。
誰かのために、夜中だろうと森の中にクワガタを探しに行ってくれるような友達が欲しかった。
ベストガールレモン。
ゴッドレモンはこの作品におけるベストガールなのに今日はほとんど登場しなかった。
クワガタシーンが印象に残ってるのは確かだけど、「ちゃんと話をしないと後悔するよ」とアドバイスしてくれた彼女も素敵だ。そしてなかなか鋭い。
↑そのシーンでいいなと思ったのは檸檬が自分のことを『先輩』と呼んだこと。
これは光希に気持ちを伝えられなかった檸檬の後悔であり、失恋を経験して人として成長したことを暗示してる。
↑このアニメはそういった細かなキャラクター描写がたくさんあるよね。
そのシーンもそうだし、小鞠が「ランニングフォームを教えてほしい」と檸檬を連れ出すところもそう。
そのおかげで杏菜と温水が仲直りするための二人きりの時間を作れた。
小鞠のために小学生のようにクワガタを探し始める檸檬が本当に愛らしい。(まったく尊すぎる)
虫かごの中にはクワガタが3匹入っていたから捕まえるのも得意なようだ。でも小鞠が喜んだかは定かではない。
これまでの人生ほとんどワガママを言わなかった。だが今日だけは、どうかどうか檸檬をください。
落ち込んでる時に心の支えとなるクワガタを見つけてくれる女の子がどれだけ貴重なのか知らなかった。
こんなにも「レモンをください」と懇願したことは、これまでの人生で一度もなかった。
人生があなたにレモンを与えるなら、そうしてくれた人生に感謝しなさい。
When life gives you Lemon, you thank life for doing that.
📌どういう意味?
『人生があなたにレモンを与えるなら、レモネードを作りなさい』というアメリカの諺を利用したジョークです。
諺の意味
人生には時として酸っぱいレモン(困難/試練)が降りかかるものだが、そんなもの甘いレモネードに変えてしまえばいい。
小鞠だけじゃなく杏菜もそれぞれ失恋の先があり、憂鬱だけども同時に素晴らしいエピソードだった。
それと温水がどのようにして周りと友情を築いてきたのかも含めて本当に魅力的な回だ。
個人的な考えだけど、温水は聞き上手だからそれをうまく活かせば友情や人間関係をしっかりと築けるはず。
一緒にいて楽しい友人を作ることは簡単だが、アドバイスが欲しいときに居てくれる友人はとても貴重だ。
一つだけ不満だったのは噂話を聞いた後の温水の行動。八奈見に悪いからと冷たくあしらってしまう。
誰しも自分のことになると正しく動けるわけではないが、なぜ事態をこじらせる言動をしてしまうのか。
でもそれ以外は良かったし、夏休みの計画を立てたり屋上での友達告白シーンもあり、最後はすべてがスッキリ片付いた。
↑それは彼の性格に起因しているかと。
八奈見とは友達ではなく借金だけの関係だと思っており、その『理由』がなくなれば以前のような無関係な状態に戻ってしまう。
客観的に見ればそんなわけないのにね。
この男は責められないよ。借金関係になるまでずっとぼっちだったのだから。
あのグループで誰も口にしなかったとはいえ、とっくに友人関係になっていることさえ気付いていなかったんだ。
ただまあ彼ならもっとうまくやれただろうとは思う。
全体的に素晴らしいエピソード。
一悶着あったりしても、逃げずに自分たちで解決していくさまを見るのはいつだって良いものだ。
今日のエピソードは本当に最高だった。
コメディでありながらもセンシティブかつ知的な日常系ジャンルへと移りつつある。
登場する主要キャラクターみんな大好きだ!
正直、小鞠は負けたことをよく受け止められたもんだ。部活からも逃げず先輩たちが気まずくならないように気を配っている。
そして温水も無事振られたことでようやく負けヒロイン部の一員として迎え入れることができる。
チャンピオン小鞠!
※チャンピオンとは最高/優勝/一番などの意味の他に、優秀な人を表す言葉です。
サポート小鞠もそう。
檸檬のランニング好きを利用して、温水と杏菜のために二人きりの時間を作ってあげた。
>小鞠は負けたことをよく受け止められたもんだ
あるいはまだ実感が湧いていないのだろうか。
↑おそらく告白する前からすでに結果を受け入れていたのだと思う。
それでも告白した彼女にはリスペクトしかない。
10代の頃の私なら、少なくとも数日間は世界の終わりかのような気持ちになっていたはず。
八奈見杏菜、あなたは宝物だ。
Anna Yanami, you are a treasure😊
📌あなたは宝物ってどういう意味?
大切な人/価値ある人/貴重な存在を表現したい時に使われる慣用句です。
幼馴染に対して行ったあの感情の爆発は見ててスッキリした。彼女はそうする必要があったし、やるだけの価値もあった。
感情をちゃんと吐き出せたのがいいね。たとえ小悪魔チックな女性であってもネガティブ感情を溜め込んではいけない。
誰が見ても明らかなほどにフラストレーションを爆発させたけど、それでも話の終着点を正しい方向へと導いてみせた。彼女はこの一派の中で最も冷静な人物かもしれない。
もうあんな噂がでないといいな。
杏菜と、えーと名前も知らぬ彼の社交的な二人がそれを証明してくれるさ。
ぬっくんは声を張り上げるだけでも体に負担がかかるのだから毎回こんなことできないよw
>八奈見杏菜、あなたは宝物だ
実は彼女はどんなものでも食べてしまうミミックなのだ。
フリーレン「いま誰かミミックと言った?」
暗いよー!怖いよー!
2~3年後にぬっくんが告白してくれたらいいんだけど。
その前に杏菜のカロリーメーターがどうなるのか確認してからにしたほうがいい。
大丈夫だよ、カロリーはちゃんと正しい場所へ行くから。ニヤリ。
相関図を見ると3人とも失恋が確定してる。やったぜお前ら!
これで温水と八奈見は正式な友達関係になったわけか。
他の二人はまだ友達告白するのに相応しくないからか矢印がないようだ。
泥棒猫が負けたようだな、これからは幼馴染が勝つ時代だ。
幼馴染の勝利シーンを見れてガッツポーズする杏菜さん。
「行き遅れたら俺がもらってやるから心配すんな」
こんな告白があるかよ、誤解するに決まってんじゃん。ばかなの。
このアニメに登場するキャラクターは皆、自分の気持ちを伝えるのが下手なんだ。
だからこそ小鞠のストレートな告白と、事後のダメージコントロールは賞賛に値する。
ここから下はMyAnimeListの翻訳になります。
映像も声優も素晴らしい。ストーリーはすごく面白いし最終回を見ているような気分だった。最高!
他のラブコメならここまで6話ぐらい使ってそう。この作品は要点を的確に押さえつつ短く終わらせてくれるのがいいね。それでいて急ぎ過ぎてる感じもない。
一斉にドラマが起きすぎてる感覚はあったけど、それでもよく出来たエピソードだし良い結末だと思う。
映像、演出、声優の演技、エピソードどれもがホームラン。
最高のエピソード。
今のところ100点満点で今期のマイベストアニメになりそう。
幼馴染がついに勝利した!
小鞠は戦う前から負けていたが、彼は真剣に考えてくれたのだから十分よくやったよ。少なくとも他の二人より頑張ってる。
今日は檸檬がほとんど登場しなかったものの元気付けるためにクワガタを探してくれたのはとても微笑ましい。
俺の人生に檸檬は必要だ。
諸君、俺はこのアニメが大大大好きだ!素晴らしいコメディとドラマ性に満ち溢れている。
「深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ」
まさにエピソードタイトル通り。
温水は負けヒロインたちと長く過ごしてしまったゆえに、自身もまた負けヒロインになってしまったのだ。
ほろ苦さも残るエピソードだが、全員振られたからこれで主人公の物語が始まるわけだな。
あとタイトルに笑ったw
温水と八奈見のもどかしいやりとりが、最高潮を保ったままアニメ化されて嬉しかった。
それだけじゃなく小鞠のキャラクター性を見事に再現しきった声優も素晴らしい。
すべてが最高峰。これまでのエピソードも含めてすべて大好きだ。